夢と呼ばれる裏世界

日記を中心に創作小説や雑記を公開出来ればなぁと思ってます

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これまでの時間、これからの時間




 




…どこもかしこもクリスマスムード全開だな

沙耶14 

そうですね…皆、楽しそうです



まぁ、平和なのは結構な事だが……



 






そう言えば、沙耶がコッチに来たのも丁度、去年のこの頃じゃなかったか?

 沙耶13

あ……そう言われれば、そうですね



あの時はあんな事になるって思ってなかったな…

沙耶2 

……私も、です



え?

沙耶2

私も、あの時はヒトシ様の所に行くとは思ってもみませんでした……



……どう言う事だ、伊吹に命じられて来たんじゃなかったのか?



確かに、伊吹様からヒトシ様の話は聞いていました……ですが、本当なら兄様がヒトシ様の所へ行く事になっていました。



じゃあ、あの時沙耶がここに来たのは……



はい……あの時ヒトシ様が申していた通りです。
ですから、私は偶然にもここに来てしまいました……。
そして伊吹様と相談した結果、私がこのまま事を成す様、命を受けました



そうだったのか……けど、これで納得した

沙耶13

え?



信哉の事を知ってからずっと疑問に思ってたんだ、何であいつじゃなくて沙耶が俺の所に送られたのかが、な……

 

いくら伊吹の命令とは言え、男1人の所に年頃の女を送るなんて…例えるなら、餓えた狼が目の前にいる所に餌を差し出す様なモンだからな、伊吹がそんな真似するなんて思えなかった

沙耶10 

………///



とは言え、こんな偶然が重なって沙耶が俺の所に来たとはな……不思議なモンだ 

沙耶14

……はい、私も本当に驚きました。
でも、その偶然がなければ私はヒトシ様の隣にいなかったでしょう



……そう、だな

沙耶23 

………ですが



沙耶…?

沙耶23

……今でも思うのです。
あの時、ヒトシ様に私が伊吹様により送られた刺客だと素直に白状していたら…あの様な結果にならなかったのではないか……と



………確かに、それだったらあの時とは違う結果になってたかもしれない…それが良いのかどうかまでは今となっちゃ解らないが



だが、ソレが出来たんならとっくにやってただろう……出来なかったんだろ?

沙耶17 

………はい



出来なかったなら仕方ない、それに今更終わった事をあれこれ言っても意味が無いだろ?

沙耶16 

解っています……ですが、聞いて欲しいです……言わせて下さい



……解った、聞こう

沙耶23

……本当は、正直に話そうと何度も思っていました
ですが……ヒトシ様にそれを伝えるのが、とても…怖かった



私は命を受けて送られた刺客……それなのに、いつの間にか私の心にヒトシ様がいて……それが日を重ねる度に大きくなって……気が付けば抑えきれない程になってしまってました……

沙耶17

その中で、ヒトシ様に真実を打ち明けようと思うと…私の心にいたヒトシ様が居なくなってしまいそうで……心が壊れてしまいそうで……言う事が出来ないでいました……

沙耶16

……その結果、私は伊吹様の刺客としてヒトシ様を欺き続けて……あの様な結果となりました

沙耶15 

私が……ヒトシ様に打ち明ける事が出来たならば……ヒトシ様をあそこまで追い詰める事にはならなかったと思うと……私は……わた、くし……は……



……もういい



……っ! 

 

もう……いいんだ
騙してたって意味ならお互い様さ、俺だってずっと黙ってたんだ……人ですら無い……ましてやこの世界に住む者でも無い……彷徨う獣なんだからさ、俺は。

沙耶16

ヒトシ様……



だけど、今俺達は一緒にいる……一緒にいる事が出来る



今は……それで良い筈だ、そうだろ?

沙耶5 

……はい



さて、こんな時だし楽しまないのは損だろうな……





折角だから色々見て行こう、そろそろ飯時だしな

沙耶5

はい!


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